今日から3日間、緑化委員が緑の羽根募金の活動を行っています。また、それに合わせて、朝のあいさつ(EYEさつ)運動も行っています。この委員会ごとのあいさつ(EYEさつ)運動は昨年度から広まり、様々な委員会が、それぞれの委員会の常時活動に合わせて行ってきました。
今日は、緑の羽根募金についてお伝えしたいと思います。森林は人が生きる環境を守るために様々な役割を果たしています。なかでも、定量的な評価が可能 な「地球環境保全」「水源かん養」「土壌保全・土砂災害防止」「保健・レクリエーション機能」の4つの機能だけでも、年間約70兆円の経済効果が見込まれます。(日本学術会議の試算)森林機能を持続可能なものにするために、森林を育て、保全すると共に、次世代に引き継いでいくための森林ボランティアの養成、次世代のリーダー育成にもチカラを入れています。
緑の募金は、全国47都道府県の緑化推進委員会と連携して、 森林づくりを支え、広げています。
(緑の羽根募金ホームページより)
今日は、3年生が「いのちをつなぐ未来館」の遠隔授業を行いました。「いのちをつなぐ未来館」は、岩手県釜石市にある東日本大震災の出来事や教訓とすべきことを伝えるとともに、災害から未来の命を守るための防災学習を推進する施設です。一昨年度、3年生の有志が釜石市を訪れた際にも、施設の見学や、東日本大震災時の小中学生の避難の様子や防災教育についての話を聞かせていただきました。
新型コロナウイルスの影響で、来館することが難しくなっている状況を受け、オンライン語り部が行われています。東日本大震災の被害状況や当時の避難の様子をお話ししていただきました。3年生の生徒は、メモを取りながら真剣に聞いていました。
東日本大震災は、東日本各地での大きな揺れや、大津波、火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2000人余の死者(震災関連死を含む)・行方不明者が発生しました。あれから10年が経ち、被災地は少しずつ復興を遂げていますが、この出来事や、そこから得た教訓を決して風化させてはいけないと思います。幸中生が、東日本大震災の復興支援ソングとして作られた「ライジングサン」のダンスを踊り続けているのも、震災を風化させない活動の展開により、将来にわたり安全で安心な社会づくりに貢献しようとする態度を育成していきたいと考えているからです。
今日は、3年生が全国学力・学習状況調査を行いました。この調査は、文部科学省が以下のような目的で国・公・私立学校の小学校第6学年、中学校第3学年を対象に実施しているものです。
○義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る
○学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる
○そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する
問題例:令和2年度全国学力・学習状況調査より(全問題については、国立教育政策研究所HPをご参照ください)
今日は、校内の掲示物を紹介します。本館の中央階段にある掲示物です。今年度の初めに、校長先生から「いつも熱く ずっと熱く もっと熱く そして とことん熱く」という目標が示されました。「夢を育み、心を鍛え、今に満足せず、未来へつなぐ」という校長先生の幸中生への願いが込められています。
この目標を書いた文字を全校生徒に募集しました。書道も可、レタリングも可、コンピュータグラフィックも可、と自由な発想で書いてもらいました。予想をはるかに上回る多くの作品が提出され、その中でも優秀な作品をまとめて掲示をしています。新型コロナウイルスが終息し、保護者の皆様に学校に足を運んでいただけるようになったら、ぜひ、直接見ていただきたいです。
今日は、2年生が株式会社デンソー幸田製作所の三木様をお招きして、キャリアスクールプロジェクトとして、「今、これだけは伝えたい!『働く、ということ』『将来働くために今できること』」というテーマで、ご講演をいただきました。
キャリア教育、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義されます。ここで言うキャリアとは、「個々人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くこととの関係付けや価値付けの累積」を指しています(下図参照)。 すなわち、一人一人の発達というものを、自己と働くことを結びつけながら歩んでいく人生行路であるとみなし、それを支援するのがキャリア教育である、と位置付けることができます。 (愛知県ホームページより)
講演の中で、学生と社会人の違いについていくつかお話をいただきました。例えば、勉強を怠った時、学生ならば、追試を受けたり、次に頑張ったりする再チャンスがあるが、社会人は、手掛けた製品が原因で大事故につながれば、時を戻すことはできないこと。約束を守れなかった時、学生ならば、謝れば許されることもあるが、社会人は、信用を失い、会社の損失、最悪、倒産などにもつながることもあるということなど、具体的にお話いただきました。2年生の生徒は、メモを取りながら、真剣に耳を傾けていました。