2年生が普通救命講習を受講しました。
普通救命講習とは、人の命を守る知識とスキル習得を目的に、心肺蘇生やAEDの使い方、けがの手当など、応急手当を習得することができます。
心肺停止は、突然発生するケースもあり、いつどこで発生するか分からない恐ろしい症状です。だからこそ、緊急な場面においても慌てずに適切な対応ができることは、大切な人や家族の命を守る知識として、いざという時に役立つはずです。
幸田町では、各小中学校のすべての教職員が3年に一度必ず受講することになっています。幸田中学校では、「守られる人から守る人へ」を学校安全教育の目標としています。いざという時に人の命を守ることができるように今回の講習は生徒たちにとって大変意義深いものになったと思います。




今日は、縦割り団の結団式が行われました。3年生の各学級で決めた団長、副団長を中心に、それぞれの団が工夫をした結団式を行っていました。
今後、体育大会の縦割り演舞、合唱コンクールに向けての聴き合いなど様々な場面で縦割りの活動があります。3年生がリーダーシップを発揮して、団活動がより良いものになっていくことを期待しています。




昨日に引き続き、二人の教育実習生が道徳の研究授業を行いました。
1年生の授業では、ある中学生が新聞の読者投稿欄に投稿した文章について考えました。中学生が、バスの中で高齢者に席を譲ろうと声を掛けた時に、「ふざけるな」という理解を超えた言葉が返ってきたという話でした。役割演技をして、実際の場面を再現し、どんな気持ちになるかを考えました。


2年生の授業では、電車内に置きっぱなしにされた空き缶を見て、拾って捨てようとした主人公が、友人の言動を気にして結局動くことができず、向かいの席に座っていた男の人が、何のためらいもなく空き缶を拾い、駅のごみ箱に捨て、何事もなかったかのように主人公たちの前から去っていったという資料を扱っていました。主人公や男の人の一連の行動や気持ちを考えることで、自分の過去の経験を振り返っていました。


今日は、2年生に入っている実習生が道徳の研究授業を行いました。

誰もが知っている昔話の「桃太郎」。桃太郎が悪事を働く鬼を退治することで、人々を助けるという物語です。本時の授業では、もう一つ「鬼の子守歌」という昔話を取り上げていました。鬼の子の立場から鬼退治を捉えており、桃太郎は正義ではなく、泣くほどの恐怖を与える存在として表されています。
桃太郎=正義、鬼=悪、と捉えていた生徒たちは、一つの出来事であっても、立場や見方が変われば、その出来事の捉え方は変わってくることに気付きました。異なる立場や考え方の者同士が、どうすればお互いを尊重し、理解することができるかを考えることができました。

