今日から第3学期が始まりました。
各教室では競書会が行われました。1年生は「公明正大」、2年生は「輝く生命」、3年生は「理想の実現」という文字を書きました。
書き初めには1年の抱負や計画、おめでたい言葉を認したため、目標成就や新年をお祝いする意味が込められています。書き初めは、平安時代に宮中で行われていた年始に文書(吉書)を奏聞※1する「吉書の奏」が起源だと言われています。江戸時代には庶民の間でも吉書の奏が知られるようになり、新年に若水※2で墨をすり、その年の恵方に向かって詩歌や文書を書く行事として広がっていきました。明治時代に入ると、学校の書道教育にも取り入れられ、現在に知られる習慣として定着していきました。
※1 奏聞:天皇に申し上げること。 ※2 若水:元旦の早朝に初めて汲んだ水
心を落ち着けて、ゆっくりと文字をを書くことで、良い新学期のスタートをきることができました。
今日の朝は、生徒会執行部の生徒とリサイクル委員会の生徒が生徒玄関付近であいさつ運動をしながら活動していました。
生徒会執行部は、「わくわくBOX」を持っていました。この箱は、全校生徒のみんなに、学校生活で気付いたことや改善したいことを書いてもらい、入れてもらうためのものです。全校から意見を集約することで、学校生活をより良くしていこうという思いで始まりました。
今日は、午後から2つの学級で道徳科の研究授業が行われました。
5時間目は1年生の授業でした。女子テニスの大坂なおみ選手が全仏オープンでの試合終了後の記者会見を拒否することを表明した記事と、それにより大会棄権することになった記事を資料として、大坂選手側と大会関係者側の二つの立場に分かれて、大坂選手がSNSに投稿した会見拒否のコメントについて意見を言い合いました。
自分の気持ちを優先して発した言葉や行動がきっかけで相手を不快にさせてしまうことがあることを知り、自分にはどういう気持ちや行動が足りなかったのかを考える機会になりました。
6時間目は、2年生の授業でした。バレー部に所属し懸命に部活動に励む中で、ある日「Aを試合のメンバーに入れたくない」「選手落ちさせるために仕組もう」という趣旨の内容が書かれた「見てはいけない手紙」をふと見てしまった主人公Aがどう動くべきか、あるいは「自分だったらどうするか」を考えました。
学校生活の中で気持ちのすれ違いは多くの場面で発生します。トラブルが発生した時、自分がどのように行動するか、何を思い、どんな言葉を相手に投げ掛けるのか、自分自身の感じ方を知るとともに、仲間の考え方や生き方を知り、何が最善なのかを学級全員で考えていました。
今年度も継続してライジングサンのダンス指導をしてくださったSugi-Jさんとリョウさんとカレンさんに3年生がお礼の手紙を書きました。お渡しするために連絡を取ると、Sugi-Jさんが自ら受け取りに来校してくださいました。
ライジングリーダーから直接手紙を渡すことができ、感謝の思いを伝えることができました。
今日は、幸田中学校区の3つの小学校の6年生が入学説明会のために来校しました。
幸田中学校の一年間の生活の様子を紹介するビデオを視聴した後、1年生がライジングサンを披露しました。2年生がSEG’s合宿に行き、学校を不在にしていることもあり、1年生に出番が回ってきましたが、中学校生活での成長を新入生に見せようと張り切っていました。
各部の代表者が部活動の紹介も行いました。堂々と話す姿に、先輩としての自覚と、幸中生としての成長が感じられました。
最後に、部活動の様子を見学してもらいました。少しでも、中学校生活に対するイメージがわき、楽しみが増えてくれていたらうれしいです。