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幸中diary

競書会

2022年1月7日 17時18分

 今日から第3学期が始まりました。

 各教室では競書会が行われました。1年生は「公明正大」、2年生は「輝く生命」、3年生は「理想の実現」という文字を書きました。

 書き初めには1年の抱負や計画、おめでたい言葉を認したため、目標成就や新年をお祝いする意味が込められています。書き初めは、平安時代に宮中で行われていた年始に文書(吉書)を奏聞※1する「吉書の奏」が起源だと言われています。江戸時代には庶民の間でも吉書の奏が知られるようになり、新年に若水※2で墨をすり、その年の恵方に向かって詩歌や文書を書く行事として広がっていきました。明治時代に入ると、学校の書道教育にも取り入れられ、現在に知られる習慣として定着していきました。

 ※1 奏聞:天皇に申し上げること。 ※2 若水:元旦の早朝に初めて汲んだ水

 心を落ち着けて、ゆっくりと文字をを書くことで、良い新学期のスタートをきることができました。