新着情報

幸中diary

道徳科研究授業

2021年12月9日 17時30分

 今日は、午後から2つの学級で道徳科の研究授業が行われました。

 5時間目は1年生の授業でした。女子テニスの大坂なおみ選手が全仏オープンでの試合終了後の記者会見を拒否することを表明した記事と、それにより大会棄権することになった記事を資料として、大坂選手側と大会関係者側の二つの立場に分かれて、大坂選手がSNSに投稿した会見拒否のコメントについて意見を言い合いました。

 自分の気持ちを優先して発した言葉や行動がきっかけで相手を不快にさせてしまうことがあることを知り、自分にはどういう気持ちや行動が足りなかったのかを考える機会になりました。

  

 6時間目は、2年生の授業でした。バレー部に所属し懸命に部活動に励む中で、ある日「Aを試合のメンバーに入れたくない」「選手落ちさせるために仕組もう」という趣旨の内容が書かれた「見てはいけない手紙」をふと見てしまった主人公Aがどう動くべきか、あるいは「自分だったらどうするか」を考えました。

 学校生活の中で気持ちのすれ違いは多くの場面で発生します。トラブルが発生した時、自分がどのように行動するか、何を思い、どんな言葉を相手に投げ掛けるのか、自分自身の感じ方を知るとともに、仲間の考え方や生き方を知り、何が最善なのかを学級全員で考えていました。