「いのちをつなぐ未来館」の遠隔授業(3年生)
2021年5月28日 09時58分
今日は、3年生が「いのちをつなぐ未来館」の遠隔授業を行いました。「いのちをつなぐ未来館」は、岩手県釜石市にある東日本大震災の出来事や教訓とすべきことを伝えるとともに、災害から未来の命を守るための防災学習を推進する施設です。一昨年度、3年生の有志が釜石市を訪れた際にも、施設の見学や、東日本大震災時の小中学生の避難の様子や防災教育についての話を聞かせていただきました。
新型コロナウイルスの影響で、来館することが難しくなっている状況を受け、オンライン語り部が行われています。東日本大震災の被害状況や当時の避難の様子をお話ししていただきました。3年生の生徒は、メモを取りながら真剣に聞いていました。
東日本大震災は、東日本各地での大きな揺れや、大津波、火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2000人余の死者(震災関連死を含む)・行方不明者が発生しました。あれから10年が経ち、被災地は少しずつ復興を遂げていますが、この出来事や、そこから得た教訓を決して風化させてはいけないと思います。幸中生が、東日本大震災の復興支援ソングとして作られた「ライジングサン」のダンスを踊り続けているのも、震災を風化させない活動の展開により、将来にわたり安全で安心な社会づくりに貢献しようとする態度を育成していきたいと考えているからです。